丹頂ステークスにかける思い

今年の丹頂S

巷での来週の注目レースとしては、もちろん重賞レースの新潟記念(G3)、札幌2歳ステークス(G3)、小倉2歳ステークス(G3)を挙げる者がほとんどであろう。しかし、一部の者が大変注目しているレースがある。それは9/4(日)の札幌メインレースに行われる丹頂ステークス(オープン)である。

もちろん注目馬は、出資馬でもあるディープモンスターですが、残念ながら、前走出走予定だった大阪ハンブルクカップ(阪神 芝2600m)は重度の筋肉痛ということで回避しており、その後はしばらくレースには出走できていない。今週出走予定の丹頂Sは大阪ハンブルクCと同距離ということもあり、大阪ハンブルクCのときの記事をもう一度振り返ることとする。

(前回記事) 「残念ながら、当馬は最近、勝ちに恵まれていない。クラシック3戦の敗北は仕方無いとして、前走の白富士ステークスはオープンクラスであるにも関わらず、5着と負けてしまっている。しかし、この白富士ステークスは、実は2000mを得意とする猛者が集まってしまい、なかなかレベルの高いレースになってしまっていた。

2022年 白富士Sの着順

1着 ジャックドール 2000m戦6勝という、住む世界の違う馬。

2着 アドマイヤハダル 若葉Sを勝利していて、2000m戦が得意。

3着 グラティアス 京成杯を勝利していて2000m戦が得意。

4着 シュバリエローズ 2000m戦は1勝、2着2回と得意。

5着 ディープモンスター 2000mは新馬戦しか勝てていない。得意では無い。

1着のジャックドールは金鯱賞(G2)も勝利し、大阪杯(G1)でも2番人気に推される実力馬でしたが、この馬に対し、得意とは言えない2000m戦で0.4秒差の5着。2着のアドマイヤハダル(盟友)とは0.2秒差、グラティアスとは0.1秒差と、2000m戦の猛者達を相手に、なかなかの善戦ぶりであった。

今回は得意としている阪神コースであり、距離も2600mと延長となるので、まさに主戦場。今後のためにも、ここは負けられない一戦となるであろう。」

あれ? なんか前回とほぼ立場が変わんなくないか?

ただ、前回よりもさらに追い風となるのは、前走の白富士Sでコテンパンに負かされたジャックドールは、強豪揃いの札幌記念を勝利したことにより、白富士Sの価値がグンと上がったことであり、当馬の期待値も上がっていることであるだろう。

主な出走メンバー

今年の丹頂ステークス はディープモンスター以外に、ヤシャマルゴールドギアボスジラテンカハルあたりが人気になりそうな馬になると予想しています。

ディープモンスターは最近は勝ちに恵まれていないものの、帰厩後、7/31より調教で時計を出してきており、いつも通りの好時計を連発していますが、8/18には札幌2歳Sで人気になると思われるダイヤモンドハンズとも併せており、とても調子が良さそうに感じます。さらに大阪ハンブルクCの時に騎乗予定だった川田騎手に見捨てられてはいなかったようでして、今回も乗ってくれるようです。7ヵ月半待たされましたが、今回こそは秋のためにも賞金加算が必要な重要な一戦となります。

ヤシャマルは重賞レースでも馬券圏内を確保できる力を持っており、今回のメンバーの中では実績はトップの馬です。ただし、2200m戦までの経験しかなく、どう見ても同日の新潟記念に出走してくるものと思っていたのですが、新潟記念への登録はありませんので、「あれっ?」 とみんなが思ったと思います。実力馬ではありますので、注意は必要な馬と思います。

ゴールドギアは前走は初の札幌2600m戦でしたが、勝ち馬とタイム差無しの2着と善戦しており、当コースへの適正が高そうな馬です。似たようなスタミナが問われる目黒記念(G2)で5着に入線したこともあり、なかなか侮れない1頭と思います。

ボスジラは前走の札幌日経OPは3着であり、一昨年の当レースは1着、昨年は2着と、札幌2600mをもの凄く得意としている馬です。しかも札幌日経OP⇒丹頂Sのローテは3年連続となりますが、過去2年は丹頂Sの方が着順を上げてきており、今年も3着⇒1~2着? と着順を上げることは必至です。やはり当馬が最大の相手となる気がしています。

テンカハルは5走前の大阪ハンブルクCは2着でしたし、前走の札幌日経OPは斤量の恩恵がほとんどありませんでしたが、それでも勝ち馬と0.2秒差の4着に来ており、2600mがベストの馬だと思います。斤量も軽そうですし、気になる馬ではあります。

他に2600m戦で2連勝中のジェンヌ、2600m戦で2勝をあげているアスティも登録がありまして、上記の馬達よりも少し能力は劣るように思えますが、前走を勝利した勢いがある怖い伏兵ではあります。

ここからは主観的な話になりますが、戦ってきた相手を考えますと、今回のメンバーではディープモンスターが1番人気になりそうですが、2600m巧者が多頭数いますので、簡単に勝利できる1戦では無いと思います。ただし、初の2600m戦への出走と7ヵ月半の休養による成長力を考えますと、やはり期待したくなります。当日のレースまで、期待して待ちたいと思います!

次回に続く・・・