あの世界的トップジョッキーがやってくる!?

D.レーン騎手来日!

みなさんは2019年の衝撃を覚えているだろうか?

オーストラリアのトップジョッキーのダミアン・レーン騎手(28)が2019年4月に短期免許を取得し、日本の競馬場で姿を見せ始めるや、ことごとく騎乗した馬を勝たせていき、2か月間で37勝とルメール騎手並みのペースで勝つほどの成績を残した騎手でした。2020年は約3か月間滞在し、41勝をあげており、2019年ほどではありませんでしたが、それでも立派な成績です。

さらに凄いのが、2019年ヴィクトリアマイル1着(ノームコア5番人気)、宝塚記念1着(リスグラシュー3番人気)、帝王賞1着(オメガパヒューム3番人気)、有馬記念1着(リスグラシュー2番人気)、2020年皐月賞2着(サリオス3番人気)、ダービー2着(サリオス2番人気)と、大舞台でも結果を残している点も立派です。

そのレーン騎手が、2年ぶりに来日し、今週4/30から6/26まで騎乗するようです。身元引受調教師は堀調教師となるようですが、とても優秀な騎手なだけに、やはり、この騎手を取り上げない訳にはいかないでしょう!

D.レーン騎手の単勝回収率

レーン騎手は2019年からのJRA競馬場では317回騎乗していて、勝率24.9%、単勝回収率89%、複勝回収率86%の戦績となります。そのうち東京競馬場が245回騎乗と圧倒的に騎乗回数が多く、勝率25.3%、単勝回収率118%、複勝回収率85%となります。続いて福島競馬場が27回騎乗して、勝率14.8%、単勝回収率37%、複勝回収率45%、阪神競馬場が21回騎乗して、勝率23.8%、単勝回収率80%、複勝回収率70%となります。おそらく今回の滞在時の騎乗も、東京競馬場での騎乗が多いと思われます。

また、筆者が騎手の実績を評価する目安として、1番人気馬に騎乗したときの単勝回収率に注目しています。レーン騎手の2019年4月~2020年7月までの1番人気馬に騎乗したときの単勝回収率を調べました。ここでの単勝回収率とは、近1年間の平均回収率となります。例えば、2020年7月時点の単勝回収率とは、2019年8月~2020年7月に1番人気馬に騎乗したときの平均単勝回収率を言います。

D.レーン騎手の単勝回収率

レーン騎手の1番人気馬に騎乗したときの、各競馬場での単勝回収率の推移となります。(見づらいグラフで申し訳ございません。)

騎乗回数の多い東京芝コースの単勝回収率は、最終的には80%に落ち着いていますが、ピーク時の2019年4月は270%となります。また、阪神競馬場は騎乗回数は少ないですが、芝コースが135%、ダートが160%と高めです。これは東京・阪神競馬場での騎乗時は、特に良い馬に乗せてもらえる機会が多いように感じていますが、結果を残せているところは流石です。

普段の勝負レースとして選定する時は、距離も加えて細かく単勝回収率を割り出すので、回収率の数値は変わってくると思いますが、レーン騎手は全体的に単勝回収率の高い騎手ですので、おそらく登場機会は多くなると思われます。

また、重賞レースでも4/30青葉賞(G2)のレヴァンジル、5/6NHKマイルC(G1)のインダストリアは決まったようでして、その他のレースでも有力馬に乗ってくると考えられます。

若い騎手ですので、2年前よりもさらに腕を上げていそうなだけに、今週からの騎乗レースには、かなりの警戒が必要になってくることでしょう!