ルメール騎手と川田騎手の単勝馬券は買うべき?
1番人気馬に騎乗したときの単勝回収率はプラスになる?
ルメール騎手と川田騎手が騎乗した馬は、よく1番人気になります。なぜなら、ルメール騎手は2020年の最多勝騎手、川田騎手は最高勝率騎手であり、今年も好調だからです。
では、この2騎手が強い馬に騎乗した時は馬券を買うと儲かるか? についてですが、筆者はあまりおススメできないと考えております。
まず、この2人の騎手が1番人気時の単勝回収率は以下となります。期間は2011/1/1~2020/6/30で、条件は未勝利~2勝クラス戦となります。


数字を見て分かりますとおり、ルメール騎手は2011年より毎年、単勝回収率は100%を下回っています。川田騎手は2012年と2021年の芝レースのみ単勝回収率100%以上となっていますが、他の年は100%を下回っています。
原因はいろいろ考えられますが、やはりこの2人が騎乗する馬は過剰に人気してしまう点と、この2人が1番人気になるレースは他の騎手にマークされやすい点、この2人は勝利してもオッズが低い点、が主な点と考えられます。
この2人の騎手が1番人気の馬を乗っている時の対応
①ルメール騎手の場合
ルメール騎手が1番人気の場合は
・単勝馬券は買ってはいけない。もしくはルメール騎手以外の単勝馬券を買う。
・馬連、3連複を購入する。
・馬単、3連単を購入するが、ルメール騎手を1着では買わない。
という買い方が求められます。とは言え、ルメール騎手はとても騎乗テクニックの優れた騎手ですので、勝ってしまう時も多いと思いますが、勝っても配当は安いと思い、馬券を買わない勇気が必要です。 (ルメール騎手、本当にゴメンナサイ。いつも応援しています!)
②川田騎手の場合
川田騎手が1番人気の場合は
・単勝馬券は、勝てる自信のある芝レースだけを買う。
・ダートレースは馬連、3連複、馬単、3連単を購入するが、馬単と3連単は川田騎手を1着では買わない。
という買い方が求められます。川田騎手は近年の芝レースに対する単勝回収率が伸びてきており、今年は単勝回収率100%を超えておりますので、単勝馬券を狙いに行ける点はルメール騎手と異なります。
どうしても単勝で買わざるを得ない時は?
買ってよいと思います。
例えば、筆者が現在検証している1番人気馬の単勝1点買いを行う際に、ルメール騎手や川田騎手が1番人気でも単勝馬券を購入しています。
細かく見ていきますと、ルメール騎手では東京×芝×短距離×未勝利戦や東京×ダート×短距離×1,2勝クラス戦などでは1番人気での単勝回収率は100%を超えています。川田騎手も東京×ダート×短距離×1,2勝クラス戦や阪神×ダート×マイル×1,2勝クラス戦などでは単勝回収率100%を超えています。
要は回収率100%を超える馬券を狙って買うことが重要だと思います。自分なりに勝てる法則を考えてみると、馬券を買う楽しみが増えるかもしれませんね。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
次回に続く・・・